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【ウィルス、その実際】

インフルエンザが大流行していますが
今年はスマートフォンのウィルスも大流行の兆しが見えます。

そもそもコンピュータのウィルスとはどのようなモノなのでしょう。
最新事情を書くわけにはいきませんので、もう時効になりそうな
昔の一例を書いてみましょう。
ただし発想やロジック自体は現在に通じるものがあるので
ウィルスの基本的なふるまいは理解できるでしょう。

初期の頃流行ったウィルスにブート感染型ウィルスがあります。
コンピュータと言うものはWindowsなどのOSを含めてソフト
(アプリケーション)を実行できますがそれは全て「メモリ」上のものです。

パソコンの電源を入れた瞬間はメモリはクリアされていて何もありません。
ではどうやって起動するか、と言うと例えばIBM/PC互換機
(アップル、タブレット等を除く現在普通に売られているパソコン全般)
の場合は「『ブートデバイス』の『マスターブートレコード』を読み込む」
と言う決まりがハードウェアレベルで実装されていました。

フロッピーディスクはブートデバイスなのでパソコンにフロッピーを挿入し
電源を入れるとパソコン自体がフロッピーの挿入を認識して
第1サーフェス第0トラック第1セクタを読み込みます。

パソコンのハードウェアにはこの機能しかありません。
そこでこのマスターブートレコードには「OSの入っている場所を読め」
と言うプログラムが書かれています。

このようにしてカラのメモリにOSが読み込まれて実行され
始めてパソコンが起動するのです。

ウィルスはこのマスターブートレコードの内容を書き換えて
「OSの入っている場所を読め」と言うプログラムを
「ウィルスの入っている場所を読め」にしてしまいます。

マスターブートレコードが感染したフロッピーでパソコンを起動すると
正常なOSではなくウィルス入りのOSが起動する事になるのです。


一般にウィルスはユーザが関知できないコンピュータ上の決められた
ルールや機能を逆手に取って感染します。
マスターブートレコードのプログラムが無ければそもそもパソコンは
起動する事ができないので必須なのですが、そこを逆手に取ります。

現在のパソコン事情でもインターネットをするために
どうしても必要な機能があったりすると、そこを狙って感染してきます。

スマートフォンなどの場合、高機能アプリを支えるために
ユーザの位置情報など個人情報を送信する機能が組み込まれています。
ウィルスに感染すると知らない間に電話番号から住所氏名、果ては
GPS情報までが他人に漏洩する事になります。

スマートフォンを使っているならアプリのダウンロードは
信頼の置ける製造元以外は一切しないようにする対策が必須となっています。


written by 佐藤
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2012-02-08 : IT : コメント : 0 : トラックバック : 0
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