【税制改正大綱が公表されました】
先週末に平成24年度の税制改正大綱が公表され、閣議決定されました。
昨年の平成23年度税制改正大綱で提案した改正案は
野党の反対にあってほとんどが先送りされて
何も改正ができなかったのですが
平成24年度の改正提案は、昨年できなかったものを再度提案してきた
というものが多い、という感じです。
また、社会保障と税の一体改革のとりまとめを年内に行う
とのことですが、一体改革で消費税増税が検討されていますから
一体改革が取りまとめられないと、本音のところで
政府が税制をどのように変えようとしているのか、見えてきません。
しかし、最高裁平成23年9月22日判決や同9月30日判決のように
与党の方針に過ぎないはずの税制改正大綱であっても
改正されることが国民に周知されていた、として
納税者に不利益な処置となる改正を、国会で通過した日以降ではなく
1月1日にさかのぼって適用することを認める最高裁が出ている以上
税理士は不確かな情報でも情報発信しないわけにはいかないんです。
改正内容については、オールアバウトのコラム等に書き始めましたので
よろしければそちらをご覧下さい。
http://profile.allabout.co.jp/pf/taira-tax/
少なくとも、税理士が納税者の立場に立って、難しい税制を分かりやすく
伝えていかなければ、多くの納税者が、税のことを誤解したまま
節税できることも知らずにいる現状をどうすることもできません。
頑張らねば。
written by 平
昨年の平成23年度税制改正大綱で提案した改正案は
野党の反対にあってほとんどが先送りされて
何も改正ができなかったのですが
平成24年度の改正提案は、昨年できなかったものを再度提案してきた
というものが多い、という感じです。
また、社会保障と税の一体改革のとりまとめを年内に行う
とのことですが、一体改革で消費税増税が検討されていますから
一体改革が取りまとめられないと、本音のところで
政府が税制をどのように変えようとしているのか、見えてきません。
しかし、最高裁平成23年9月22日判決や同9月30日判決のように
与党の方針に過ぎないはずの税制改正大綱であっても
改正されることが国民に周知されていた、として
納税者に不利益な処置となる改正を、国会で通過した日以降ではなく
1月1日にさかのぼって適用することを認める最高裁が出ている以上
税理士は不確かな情報でも情報発信しないわけにはいかないんです。
改正内容については、オールアバウトのコラム等に書き始めましたので
よろしければそちらをご覧下さい。
http://profile.allabout.co.jp/pf/taira-tax/
少なくとも、税理士が納税者の立場に立って、難しい税制を分かりやすく
伝えていかなければ、多くの納税者が、税のことを誤解したまま
節税できることも知らずにいる現状をどうすることもできません。
頑張らねば。
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